Apr 05, 2010
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第17回統一地方選前半戦の県知事選、相模原市長選と、県議選、横浜・川崎・相模原市議選は10日、投票が行われ、即日開票された。無所属の新人4人が出馬した県知事選では、ジャーナリストで民主、自民、公明の県組織が推薦する黒岩祐治氏(56)が、前開成町長でみんなの党、神奈川ネット推薦、ネット横浜支持の露木順一氏(55)、市民団体代表で共産党推薦の鴨居洋子氏(66)らを大差で破り、初当選を果たした。
3選出馬が有力視されていた松沢成文氏が3月1日に都知事選への転身を表明(後に断念)したことで混乱を極めた県知事選。告示8日前になって黒岩、露木両氏が立候補を表明して構図が固まった短期決戦は、黒岩氏が高い知名度を生かして圧勝した。
黒岩氏は推薦を受けた政党の支持層を固め、無党派層からも高い支持を得て、序盤から先行。長く務めたフジテレビキャスター、救急救命士制度の誕生につなげたジャーナリストとしての経歴・実績を武器に、戦いを終始優位に進めた。
政策面では、東日本大震災に伴う原発事故を受け、不安解消と電力確保を目的とした県内全世帯への太陽光パネル無償設置を重点に唱え、支持を広げた。
露木氏は、知事の給与、ボーナスの大幅カット、退職金廃止といった行革などを訴えた。神奈川と接点が少ない黒岩氏を向こうに回し町長としての実績を掲げ、現場の熟知が重要と主張。首長の同志に擁立、支援されるという、かつてない態勢で戦ったが、推薦を受けた政党の支持層も固めきれず、幅広い支持を集めることはできなかった。
前回に続いて出馬した鴨居氏は、子どもの医療費無料制度の拡大や需要創出のためのリフォーム助成制度創設を提唱。大震災を受け、横須賀に配備されている米原子力空母の危険性を訴えた。共産党支持層は固めたが、広がりに欠けた。
知事選の投票率は45・24%で、前回を1・81ポイント下回った。
当日有権者数は721万7422人(男361万2065人、女360万5357人)。
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黒岩 祐治(くろいわ・ゆうじ)氏の横顔 1954年大阪府生まれ。早大卒。フジテレビ時代は「報道2001」のキャスターとして知られた。フジ退社後は、国際医療福祉大大学院教授を務めた。学生時代などに横浜・二俣川で6年生活。家族は妻と息子2人。
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県知事選の投票率は45・24%(男44・90%、女45・58%)で、1991年の45・17%を0・07ポイント上回ったものの過去2番目の低さだった。期日前投票は伸びていたが、震災による自粛ムードが影響したようだ。
大票田の政令市では、横浜市が前回比1・47ポイント減の46・75%、川崎市も2・36ポイント減の46・19%だった。一方、市長・市議選など四つの選挙が同時に行われた相模原市(49・0%)は2・51ポイントアップした。
最高は前町長が知事選に出馬した開成町の65・39%。最低は県議選が無投票だった愛川町の30・51%。
県議選の投票率は45・69%(男45・33%、女46・06%)で過去最低だった99年(46・41%)を下回り、初めて46%を割り込んだ。
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きょう投票
政令指定都市への移行に伴い、相模原市では知事、市長、県議、市議の四つの選挙が同時に行われた。相模原市長選の投票率は50・60%(男49・65%、女51・57%)で、前市助役と元市収入役の新人の一騎打ちとなった前回より3・22ポイント上回った。市内3区では、緑区が53・09%、中央区が50・19%、南区が49・40%だった。
今回初めて3区に分かれて行われた市議選の投票率は50・59%(男49・64%、女51・56%)で前回より3・19ポイント上回った。緑区が53・07%、中央区が50・18%、南区が49・40%だった。
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