Jul 11, 2010
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[シャーロット(米ノースカロライナ州) 6日 ロイター] 格付け会社ムーディーズ<MCO.N>は6日、2010年の1株当たり利益予想を2.08─2.14ドルとし、従来予想の1.90─1.96ドルから引き上げた。
米政府が国債発行を活発化させたこと、投資家の間で投機的(ジャンク)等級の債券に対する需要が高まったことが理由としている。
2010年第1─3・四半期の1株当たり利益は1.56ドルだったことから、新たに発表された通年の利益予想に基づくと、第4・四半期の1株当たり利益は0.52─0.58ドルとなる。第4・四半期の従来予想は0.34─0.40ドルだった。
トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリストの1株当たり利益の予想平均は、通年が1.91ドル、第4・四半期が0.42ドルとなっている。
ムーディーズはまた、2010年の収入は前年比13%増を予想しているとした。これまでは増加率は1ケタ台後半か2ケタ台前半になるとしていた。営業利益率は30%台後半を維持できるとした。
アナリストの間では、米国の資金借り換えの動きは先細るものの、欧州では活発化すると予想されているため、ムーディーズの2010年の好調な決算は2011年、2012年も続くとの予想が出ている。
エバーコア・パートナーズのアナリスト、ダグラス・アーサー氏は「米国における資金借り換えの動きはいずれ息切れすると予想しておく必要がある。しかし、ムーディーズなどの企業には欧州が今後の収益源となる」と述べた。
6日のニューヨーク株式市場で、ムーディーズの株価は一時前日終値比9.3%高の29.87ドルに上昇した。
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[マニラ 6日 ロイター] 格付け機関のムーディーズは6日、フィリピンの外貨建て・自国通貨建て格付けの見通しを「安定的」から「ポジティブ」に変更した。
ムーディーズは、経済情勢が改善するなか政府が財政健全化にコミットするかどうかで、格上げの有無が決まると指摘。
「(政府の)財政管理は大きく改善した」としたうえで「歳出の抑制継続と歳入の改善が必要となる可能性が最も高い」との認識を示した。
ムーディーズは現在、フィリピンの格付けを投資適格級を3段階下回る「Ba3」としている。
スタンダード&プアーズ(S&P)は昨年11月にフィリピンの格付けを投資適格級を2段階下回る「BB」に引き上げた。
フィッチ・レーティングスも同国の格付けを投資適格級を2段階下回る水準としている。
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【ロンドン】英系格付け会社のフィッチ・レーティングスは23日、ハンガリーの信用格付けを1段階引き下げ、ジャンク債等級のわずか1段階上の「BBB-」とした。さらに、同国の新政権が信頼できる中期的財政緊縮政策を実行しない場合には、さらなる引き下げの可能性もあると警告した。
ハンガリー議会は同日、2011年度予算案を可決した。財政赤字の対GDP(国内総生産)比を今年の3.8%から2.94%に引き下げることを目指す。フィッチのこの日の格下げにより、主要格付け会社3社の同国国債に対する格付けはすべて、投資適格級として最低段階に引き下げられたことになる。
フィッチのソブリン債部門の欧州新興国担当責任者、エド・パーカー氏は、「ハンガリーの格下げは中期的な財政状況の本質的な悪化を反映するもので、公的債務の水準が比較的高い上、国内銀行の外貨建て債務が比較的高い水準にあることも、同国が負の衝撃に弱い理由だ」と説明した。
フィッチはハンガリーの長期外貨建て格付けを1段階引き下げ、「BBB-(マイナス)」とした。見通しは「ネガティブ(弱含み)」で据え置いた。
米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは今月上旬にハンガリーの格付けを2段階引き下げ「Baa3」とした。同社は、同国の中長期的な財政安定をめぐる懸念が強まるとともに、他の大半の諸国と比較して「外的要因に対する脆弱さ」が強まっていると指摘した。
同国の個人が300億ユーロを上回るスイスフラン建て住宅ローンを借りていることも同国を為替レートのリスクにさらしている。
ハンガリーは来年、欧州連合(EU)ならびに国際通貨基金(IMF)に融資を返済する必要があることから、格付けがさらに引き下げられ投資適格等級を下回ることになれば、一段と厳しい立場に追い込まれる。主要格付け会社3社全部が同国の見通しを「ネガティブ」としていることから、その可能性は高い。今回の世界の経済危機後、ハンガリーはユーロ圏加盟国のなかで最初にEUとIMFからも金融支援を取り付けた。
フィッチは記者発表で、「同国政府の財政状況のため、市場の信頼感維持は必須だが、同国民の預金が緩衝材となっている」との見方を示した。
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トピックス:欧州ソブリン危機
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